

- 継手部に取り付けたセンサーが変位を検知
- 地上部でロガーが一定間隔で自動計測
- Iot機器で計測データをクラウドに転送
- お客様の端末からいつでもデータのご確認が可能
導入実績 | 2016年(開発年)~2022年 数十件 |
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主な納入場所 | 水道施設・農業用水施設・空港施設等 |
見えない継手の
変位の見える化を実現
伸縮可とう継手用変位計測装置
VICSENSOR®Ⅱ
2011年3月の東日本大震災では、多くの管路に大きな変位が発生し、許容変位量を超えた継手が数多くありました。そこで、今後の地震に備え「掘削せずに埋設された継手の変位状況を確認したい」というご相談を宮城県企業局様から頂き、VICセンサーⅡが開発されました。
埋設管路や架空管路などの現地調査が困難な継手にセンサーを取付け、計測された変位状況を踏まえて、迅速な補修や今後の補修計画に役立ちます。
製品の特長
継手に設置されたセンサーが継手の変位に追従し、変位状況を計測します。センサーと接続したデータロガーに計測寸法が記録されます。現地でデータロガーに専用の計測ユニットを接続し、データを確認する、或いはお客様の端末からクラウドにアクセスし、データを確認できます。
使用用途
幹線道路直下等の掘削が困難な管路
軟弱地盤で継手の変位の予測が困難な管路
架空部のような現場調査が困難な管路
お悩み
地震が起きた後の継手の変位状況が心配
解決
現場調査を行わなくても遠隔地から変位状況を確認できます
お悩み
継手の変位状況が不明のため、補強のタイミングがわからない
解決
計測した変位量と許容変位量を踏まえ、最適な補強のタイミングを計画できる
お悩み
埋設管路用継手の調査のために、頻繁に掘削するのは難しい
解決
掘削せずに、変位量を確認できる
導入実績 | 2016年(開発年)~2022年 数十件 |
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主な納入場所 | 水道施設・農業用水施設・空港施設等 |
掘削が必要な箇所でも、継手部にセンサーを取り付けて地上部で測定することで、掘削しなくても変位状況を把握できます。
現在の変位状況が把握できるため、今後の推移を踏まえて、交換、補強等の計画を立てられます。
Iot機器が計測データをクラウドに転送。
パソコンやタブレットなどのお手元の端末から、24時間いつでもデータを確認することができます。
01
1日
調査
既設継手の寸法・変位量調査、周辺構造物の調査
02
10~20日
製品設計
既設継手の形状に合わせて設計
03
80~100日
製品製作
センサー、センサー取付用のバンドを手配、製作
04
7日
製品取付
継手の現状変位量を踏まえて設置
q耐久性はどのくらい?
継手本体と同等の耐用年数があります。 40年程の実績があるダムの水位計測と同様のセンサーを使用しています。
q既設の継手に設置できる?
当社の継手には設置可能です。センサーが付属されたバンドを継手に取付け設置します。他社の継手には、リペアスリーブを継手に設置後、その上にセンサーを設置します。
q埋設管路にも設置できる?
設置可能です。センサーに防護カバーを取付け、埋設環境にも耐えられる構造になっております。
q電気はどこから供給する?
クラウドの場合、商用100v電源を使用します。クラウドではない場合は、単三電池で運用します。
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