日本ヴィクトリック株式会社「人と世界をつなぐ管継手メーカー」
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伸縮可とう管
ジョイント
Q&A[ジョイント]
機械・土木分野編
Q1 地下鉄工事やシールド工事の仮設配管に使用する型式を教えて下さい。
A1 主にショルダー形式が使用されております。ご使用圧力に合わせ「S型」「M型」よりご選定下さい。
また、片ヒンジタイプの「ロイヤル型」もございますので、詳しくはカタログをご参照下さい。
Q2 量水器(水道メーターなどの計量機)の前後に使用されている型式を教えて下さい。
A2 主に「C1型」と「S1型」をご使用いただいております。量水器メーカー様により採用型式が異なりますので、詳しくは、各量水器メーカー様へご確認をお願いいたします。
Q3 グルーブニップルを使用予定ですが、製作はしていますか。または製作先を教えて下さい。
A3 弊社では製作しておりません。
グルーブ加工は切削加工となります。切削加工を取り扱われている加工会社様にご相談下さい。尚、加工寸法についてはカタログをご参照下さい。
建築設備配管編
Q1 既設のジョイントの型式を判別する方法を教えて下さい。
A1 製品本体に「型式」「口径」を鋳出表示しておりますのでカタログと併せてご確認をお願い致します。
 例)N0−80、SVLG−80
Q2 ヴィクトリックジョイントの耐久性を教えて下さい。
A2 ヴィクトリックジョイントに使用するゴムリングはオートマチックシールのリップ型形状をしており、これにより大きな圧縮をえずに長期使用した場合に於いても初期の状態が保たれ、高耐久性/長寿命を期待する事が出来ます。
使用実績としては昭和5年頃に納入し54年使用し、継続使用が可能な状態である写真をカタログ内に掲載しております。
アレニウスの法則から温度寿命特性より判断した場合、設備配管向けに標準としておりますEPDMは約30年と予測されます。近年は諸条件により異なる場合がございます。
*但し、30年の耐久性を保証するものではございません。
Q3 型式の選定方法を教えてください。
A3 ホームページ内の「製品情報」欄に「用途別製品選定」がございますが、ご不明な点がございましたらお問い合わせ下さい。
Q4 屋外配管での使用は可能でしょうか?
A4 使用可能です。
屋外の環境やご使用目的により、条件に適した製品の材質、塗装、型式等をご選定いたしますので、お問い合わせ下さい。
Q5 選択出来るゴムリングの種類を教えて下さい。
A5 ゴムリングの材質は、主に空調配管/衛生配管/消火配管を対象として下表にある種類を取りそろえております。流体・温度条件に応じてご選定下さい。
※耐塩素EPDMを使用できない型式もございますので、詳しくはお問い合わせ下さい。
材質JIS適用規格特性流体使用温度域(℃)表示マーク
(参考)下限上限
EPDM
エチレンプロピレンゴム
K6353
I類A
耐熱性ゴム空調・消火・
雨水排水配管
-560橙2点
耐塩素EPDM
エチレンプロピレンゴム
K6353
I類A
耐熱性ゴム給水配管-560白2点
耐塩素性ゴム
耐熱シリコンゴムK6380
GE
耐熱性ゴム給水・中水-4070全体赤
シリコンゴム 耐塩素性ゴム 60 全体緑
注意)   給水及び冷温水・冷却水等の水質は、次の管理値以内でご使用をお願いします。
1)   給水:水道法に定める水質基準値以内とする。また、ゴム材質は耐塩素EPDM/シリコンを必ずご選定願います。
2)   冷温水・冷却水他:1)の水質基準及び、(社)日本冷凍空調工業会・平成5年11月改訂「冷却水・冷水・温水・補給水の水質基準値」の基準項目及び参考項目の基準値以内とします。
3)   給湯配管には、耐熱シリコンゴムをご選定願います。
Q6 ロールグルーブマシーンの取扱いはありますか?
A6 取扱いはございません。ご紹介させて頂きます。
Q7 ステンレス管(su管)に使用出来る型式を教えて下さい。
A7 平成16年度のJIS規格改定により、JISG3448(一般配管用ステンレス鋼管)の使用圧力が改定され内圧20kg/cm2迄使用が可能となりました。
ステンレス協会規格「SAS361」に規定された範囲でのご使用となりますが、弊社では下記組合せは可とします。
@ロールグルーブ型G型(FCD450) 30SU〜150SU使用圧力10kg/cm2迄
Aロールグルーブ型G型(FCD450) 30SU〜80SU使用圧力20kg/cm2迄
Bロールグルーブ型G型(SCS 13) 30SU〜150SU使用圧力20kg/cm2迄
Cリング溶接型N0型(FCD450) 65SU〜300SU使用圧力10kg/cm2迄
Dリング溶接型N1型(FCD450) 30SU〜300SU使用圧力20kg/cm2迄
Q8 配管の支持方法を教えて下さい。
A8
横引き配管の場合
基本的には国土交通省監修「公共工事標準仕様書」に記載されております横走り管の吊り及び振れ止め支持間隔に準拠いたしますが、それを越える場合は使用ジョイント(可動式・固定式)や口径により規定しておりますのでカタログをご参照下さい。
又、可動式ジョイントの固定支持方法につきましてはお問い合わせ下さい。
立配管の場合
基本的には各階に振れ止めとし、最下部と最上部に固定支持を設置します。階数が多い場合は5階〜7階毎に固定支持の設置を御薦めします。
温度伸縮や層間変位の吸収等の詳しい施工方法につきましては、弊社カタログをご参照下さい。
Q9 なめらかスプレーは給水配管に使用しても良いのでしょうか?
A9 弊社で販売しております潤滑なめらかスプレーは水道用ヴィクトリックジョイントの施工用潤滑剤として開発したものですので、ヴィクトリックジョイントの施工に使用される範囲では問題ありません。
使用方法につきましては、各種施工要領書をご参照ください。

密閉された空間内での使用について
噴出量も少量の為、人体への影響については、通常は問題無いものと考えます。
但し、作業中の密閉の度合いにもより、直接大量吸入で酸素欠乏に陥る恐れもありますのでご注意願います。
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