滋賀工場 技術開発部 I.F

2011年入社
工学部 機械システム工学科 卒業

-応募の動機、入社の決め手はなんですか?

私たちの生活に欠かせない“水”に関わる重要な製品を扱っていることや、業界のリーディングカンパニーであることに魅力を感じ、興味を持ちました。また、自分の作ったものを実際に見ることができる環境で仕事をしたいと思っていたので、開発から施工までを一貫して行っているヴィクトリックなら、ものづくりの面白さを感じてやりがいを感じられると思い、入社を決めました。

-入社前に抱いていたイメージ、また、入社後に感じたギャップはありますか?

蛇口から出る水はどこかでヴィクトリックの継手を通ってきている話や、製品のための試験機や治具も自作しているという話を説明会で聞いて、業界では知名度が高く、高い技術力を持った会社であるというイメージをもちました。水道や配管に関わる製品開発がメインだと思っていたので、入社後、最初に携わったのが電柱補強のための製品開発だったのには驚きました。管継手だけでなく、様々な分野にチャレンジする会社の姿勢に、幅広い可能性を感じました。

-あなたから見た会社の雰囲気、社風を教えてください

上下関係が厳しくなく、従業員同士の仲が良いと思います。私が働く滋賀工場では、コロナ禍前には休日に同僚たちとバーベキューを楽しむなんていうこともありました。また、空調服や防寒着等の支給品が豊富で働きやすい環境を整えてくれたり、残業はあまりしないように配慮してくれたりと、従業員に優しい会社であると感じています。

-現在の仕事内容について教えてください

新製品の開発をメインに、既存製品の応用設計や試験の実施、また試験機の設計やメンテナンス等をしています。私が主となり開発している案件として「自在配管ユニット」と呼ばれる製品があり、主にトンネルの消火配管に使われています。この製品は、繋げる管同士の軸がずれていても、そのずれに合わせて自在に偏心をとり繋げられる製品が作れないかというお客様からのご相談から開発にいたりました。消火配管は火災があった際に放水するための装置になりますので、できれば出番がないほうがよいのですが、トンネル内の安全を守るためにも今後世の中に広がっていけば嬉しいです。

-これまでに成長を実感した出来事や、日頃やりがいを感じる瞬間について教えてください

技術開発部では、製造・組立するための治具や、梱包方法、試験方法など様々なことをゼロから生み出さないといけないため、常にアイディアを出し合って工夫しながら仕事をしています。入社当時は上司のアイディアが通ることが多かったですが、経験を重ね徐々に自分のアイディアが認められるようになってきたことに成長を実感しています。また、自分が設計したものが形になり実際に取り付いたところを見たときは、非常にやりがいを感じます。

-最後に、今後の目標を教えてください!

近年はITの進歩により様々なサービスがクラウド化するなど変化を遂げていますが、継手業界はやや遅れていると言わざるを得ません。ライフラインに関わる重要な製品ですので、人々の暮らしを守っていくという責任感をもち、業界をリードしていけるような製品開発をすることが目標です。

 

~OFF TIME~

昨年10月に第三子が産まれて、現在5歳、2歳、5か月の子供がいるので、帰宅後や休日はずっと子供と遊んでいます。残業が少ないので、三人目が産まれたときも保育園への送迎ができてとても助かりました。
帰宅時に玄関まで走って子供が出迎えに来てくれたりと、日々子供の成長を感じられることが今の楽しみです。また、子供が寝たあとに晩酌をしてほっと一息つくのが至福のときでもあります。


※所属、掲載内容は、2022年3月インタビュー当時のものです。

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